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単純なゲームだからこそ仕掛けが重要だ 独自のシステムによる会員の勧誘業務

では、このへんで顧客の開拓についてお話したいと思います。ボウリング場はどちらかというと地域密着型レジャーセンターの色合いが濃いため、広範囲なエリアから集客するというよりも、地元に住む人たちや企業、学校などがメインターゲットとなります。しかも地元(または近隣)ということから、一度訪れた人が二度三度と足を運んでくれるケースが意外と多いのです。そこで、こうした人たちに「いかに固定客になってもらうか」がポイントとなります。イースタンスポーツでは、各センターがそれぞれの地域やターゲットに合わせて独自のシステムによる会員の勧誘業務を行っています。たとえば、オフィス街なら法人会員が中心、住宅街なら主婦やシニアなどの個人会員というように。予算以外はすべて各センターに任されているのです。

将来の経営のブレーンとなる人材を育てる

また各センターでは、社員はもちろんのこと、アルバイターにもかなりの権限を与えています。つまり、それぞれのアイデアを存分に生かしてもらおう、というわけです。新しいイベントの企画や、顧客の開拓などについて話し合う"企画会議"は、もちろん全員参加。ときには新入社員やアルバイターの提案が採用されトーナメント大会や地域交流のためのイベント開催につながることもあります。そうした意見をまとめたり、実質的にセンターを動かしているのが支配人。このポストにつくまでには、一般職、副主事、主事、課長、副支配人、支配人と段階的なキャリアステップと長い年月を要しますが、イースタンスポーツは10年間という長期的視野に立って社員研修を実施。とくに大卒社員は、将来の経営幹部候補と位置づけて指導しています。

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