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いよいよボウリングのゲームの話に進んでいきます。今回はボウリングのスコアの付け方のお話です。

とは言ってもボウリングのスコアはコンピュータが自動でつけてくれるところがほとんどですよね。しかーし,以前にお話ししたとおり,ボウリングで良いスコアを出してかっこ良くキメるためには当然ボウリングのスコアの仕組みを知っておく必要があります(キリッ)。

ボウリングのスコア
ボウリングのスコア

まずは基本的なところからいきましょう。

1つのゲームは10個に分かれていて,1つ1つを「フレーム」って言います。(「そこからかーい」と思った人は序盤は読み飛ばしちゃって下さいね)。

それぞれのフレームの1回目に倒したピンの数を左上の小さな枠に書いて,2回目に倒したピンの数を右上の小さな枠に書き入れます。この2回分の数字の合計がそのフレームの得点となって,前のフレームの数字に足していきます。

ストライクを出した時には,「10」の代わりに「X」を書きます。ストライクは,続く「2投」で倒したピンの本数に10を足した得点となります。ですから,ストライクを出した後に続けて2回ストライクを出すと初めのストライクの得点は30(10+10+10)ということになります。いずれにしても,ストライクを出した後は,その後2投を投げるまでは得点が確定しないってことです。

1投目で投げて残ったピンを2投目で全て倒すことを「スペア」と言います。この場合には,フレームの右上の枠に「/」と書きます。スペアは,続く「1投」で倒したピンの本数に10を足した得点となります。スペアの後7本倒した場合には,そのスペアの得点は17となります。スペアを出した後は,その後1投を投げるまでは得点が確定しません。

つまり,ストライクの後,スペアの後こそ,スコアを上げるチャンスだってことになるわけです(これが大事)

1投目を投げて残ったピンが隣同士に続いてない場合を「スプリット」と言います。ただし,一番手前のピンが残っていた場合はピン同士が離れていてもスプリットとは呼びません。この時には,1投目の数字を丸で囲みます。得点には影響しませんけどね。ただ,あとからスコアシートを見た時に,この時はスペアが難しい残り方をしたんだっていう目印だと思って下さい。

また,スコアをつけるときに「0」は使いません。もし,1投目でガターしてしまった場合は「G」,ファールラインを踏んでしまった場合には「F」,2投目で1本も倒せなかった場合は「-」と書きます。いずれも点数は0です。ボウリングはファールラインより手前で投げなければいけないというルールがありますので,これを守らないと反則(ファール)になるわけです。これは,フレーム全部が0になるわけではなくて,その1投が0ということです。

そして最後の10フレーム目は少し変わっています。枠が3つあることから分かる通り,最大で3回投げられるのです。最初の1投でストライクが出た場合には,残り2回投げられますし,スペアを取ると残り1回投げられます。スペアがとれなければ,3回目は投げられないのでゲームのスコアが確定します。

ボウリングはスコアを競うゲームであるわけですが,ここまで読んで頭の冴える人なら1ゲームの最高得点が何点か計算できてしまうかもしれません。わかりますか?

全部ストライクを出すと,それぞれのフレームの得点は後ろ2つのストライクが足されて30。10フレームあるから・・・300!ということですよね。これを「パーフェクトゲーム」と言います。出せる人は僅かなので,いつかは出したい憧れのスコアですね。

ここまで読んできて,下のスコアの計算が正しくできますか?

例題
例題

答えはこのページの最後に。。。

さて,途中に突然でてきた謎のライン「ファールライン」。ボウリング場によっては,突然ファールになって,スコア画面に「F」の文字が出現,なんて体験をされた方もいらっしゃるかもしれません。そんなときに,「Fってなんだ~?」ってなるとちょっとかっこ悪いですよね。「このFはね,○○なんだよね~」って話せる方がスマート。ということで,次回は,「ボウリング場に書いてないのに,超大事なマナー」についてです。

解答
解答
解答