【we-Bowling vol.10】ボールのコントロールを良くしようの巻

前回はスペアがどれだけ大事かというお話でした。まずはストライクを狙うよりもスペアを確実に取ること,これがスコアアップの近道です。

スペアの為には,思ったとおりのコースをボールが進んでくれなければなりません。狙い通り投げたのに思ったよりもボールが曲がってしまった,あるいは曲がらなかったという経験は誰にもあると思います。その要因の1つは,レーンに塗ってあるオイルなんです。今回は,レーンによってどういうボールを投げたら良いのかというお話です。

結論を言ってしまえば,オイルがたっぷり塗ってあって「全然曲がらないよー」というレーンに対しては遅いボール,オイルがなくなってきて,思ったよりも手前からボールが動き始めてしまうレーンに対しては速いボールを投げるようにするとレーンの状況によらずスコアが安定します。

では,どうやってボールを速くまたは遅く投げるのかということになります。

レーンにオイルが多く塗ってあって,ボールがピンにあたるまで(転がるというより)滑ってしまっている場合は,このボールの直進力を抑えて,ボールがレーンの上を(滑らずに)転がるように調整します。調整の仕方は,ボールを構えた時にボールをいつもよりも低く構えます。抑えたいスピードの分によりますが,普段より5~30cmぐらいの間で高さを低く調整します。低くした分と同じぐらいだけ,足の位置をファールラインに近くしてボールを構えます。

他の方法としては,軽く膝を曲げるというのも効果があります。また,もっとスピードを落としたい場合には,投球後の腕の振り(フォロースルーと言います)を強く振らないことでスピードを抑えることもあります。いずれにしても,腕の筋力でボールのスピードを抑えるということはしません。

逆に,レーン上のオイルが少なくてボールが早く曲がりだしてしまう場合には,ボールのスピードを速くします。この場合にも,腕の筋力というよりは重力を利用することで,普段どおりの力でスピードアップしたボールを投げられます。

先ほどとは逆に,いつもよりも5cm~30cmボールを高く構えます。ファールラインに対して後ろに立って構える必要が出るかもしれません。また,自然と助走のステップが早くなると思います。この「自然と」がポイントで,いつもと同じ立ち位置,同じ構え方で,速く歩いて速いボールを投げようとすると筋力を使ってしまいます。重力を利用することが大事です。

レーン上に本当にオイルが少ない場合に,ちょっとだけ筋力を足す場合もあります。その場合,バックスイングの頂点にボールが来た「後」からボールが指から離れる間に腕の振りを強めます。つまり,ボールが前に動き出してから重力に逆らわないように力を入れるということです。

なるべく筋力を使わないようにするのは,次も同じように投げられるようにするためです。ストライクが出たら,次も同じように投げられれば「ダブル」が狙えますからね!!

このボールのスピード調整も練習すればするほど自分のものになります。是非お試しください。